TCU tuning

TCUチューニングの概要


DIGITALSPEEDが行うTCUチューニングには大きく分けて2つの種類があります

①DTM Autotrans : コーディングの変更タイプ
 全メーカーに対応

 純正プログラムの書き換えは行わず、各メーカーが用意した調整可能領域
において最大パフォーマンスを発揮できよう設定値の変更を行います
施工は簡単でご自身で行え、約3分で完了(設定後15分の待機必要)します
また、ディーラー様整備で純正に戻った場合、何度でもご自身で再施工が可能です
なお施工にはお客様専用モジュールを作成しますので、施工のお申込みがあってから
約2週間後にモジュールが完成します

②プログラミングによるデータ書き換えタイプ (DSG-Nurspec含む)
 AlfaRomeo : ZF8HP50
 Audi/VW   : DQ200, DQ250, DQ381, DQ500, DL501, AL552 等
 Bentley        : DQ500, AL551, AL552
 BMW   : ZF8HP, DKG436G1/G2
 Lamborghini : AL552, DL800
 Mercrdes  : VGS-NAG2, VGS-NAG3, FDCT
 Porsche   : DQ381, DQ500, ZF8HP, DL501, PDK
 Renault   : 6DCT250-DC4, 6DCT250-DC4 Gen2
 Smart     : 6DCT250-DC4

 ECUチューニングと同様にTCUデータを読み取り、パフォーマンスが向上するようTCU内MAPの
 書き換えを行います。前述のDTM Autotransに比較してより積極的な設定が可能となります
また、ディーラー様整備で純正に戻った場合、再チューニング(費用はECUに準ずる)が必要となります
対応車種は現在では上記のみですが、今後も順次拡大されます

≪TCU内データ書き換えの詳細≫
オートマチックギアボックスのパフォーマンスが向上

・ギアチェンジの時間が約20%~70%高速化 
・パドルシフトも高速化 
・変速時間短縮によりクラッチスリップ時間が減少することでクラッチディスク摩耗の低減に寄与
・ECUチューニングのトルク増大を有効に伝達できるようトルクリミッターを安全圏内で引き上げすることでより高いトルクを伝達
・ハイトルクが求められたとき、クラッチクランプ力を増加させて滑りを抑制
・シフトプログラミングが最適化され、さらにスムーズなシフティングへ進化

エンジンコントロールユニト(ECU)のソフトウェア最適化とともに、クルマにとって大変重要なのが
トランスミッションコントロールユニット(TCU)の最適化です

TCUの最適化によって、チューニングされたエンジンのパフォーマンスが効率よく伝達できるようになるのです